順調にメカチューブにハマっています。
この記事では、僕が実際にやっているメカニカルMODのお手入れ方法を紹介していきます。
- 通電性を良くする
- 事故を未然に防ぐ
- MODを長持ちさせる
使う道具といっても簡単に手に入るものばかりなので、再現率は高いはず。
ただ、素材(金属)によって手間が変わるので注意です。もし手入れがめんどくさいな思うなら、MODはSSを選ぶのがおすすめ。
MODの素材や使い方にもよりますが、月1くらいのメンテナンスを推奨します。

ピカピカに保ちたいのならマメにお手入れしなきゃですね。
メカチューブMODのメンテナンス方法

やることは簡単。やっていくうちに慣れていきますよ。
※わりとマメにメンテナンスしているので、洗浄後の違いがそんなにわからないかもしれません
SS(ステンレス)
SSは基本的にメンテナンスが簡単です。
バッテリーが入るチューブ内にワイヤーの切れっ端など、「異物がないか」もチェックしておきましょう。

チューブ内をパーツクリーナーでキレイにすればOK。スイッチが取り付く「ネジ部」はゴミがつきやすいので念入りに。

- パーツクリーナー
- 歯ブラシ or ワイヤーブラシ
- キッチンペーパー
特に難しいことはないので、拭いたらわかる程度の「黒ずみ」がとれたらOKかなと思います。
ワイヤーブラシに関しては共通して「ネジ部」の掃除用。銅、もしくは真鍮製が柔らかくておすすめ。
※基本的にはMODよりも柔らかいブラシだと傷がつきにくいです

SSでもスイッチ部分は別の素材になっているので、スイッチ部分のメンテナンスをご覧ください。
ブラス(真鍮)
ブラスはカッパーよりも硬い金属。5円玉の素材ですね。
重曹につけておくという方法もありますが、今回はチューブ内をパーツクリーナーで清掃。外側は100均の金属磨きを使いました。

外側に関しては好みでOKかなと思います。磨けば光ります。

- 重曹 or 磨き材
- 歯ブラシ or ワイヤーブラシ
- ファイバークロス
「くすみ」を楽しむこともできますが、放置しすぎるのはNG。
特にチューブ内はキレイに保つ必要があるので、定期的にきれいにしておきましょう。

マメに磨いていれば特に不具合も起きません。
カッパー(銅)
10円玉と同じ素材、柔らかくて通電しやすいのが特徴です。基本的にはブラスと同じメンテナンス方法です。

ブラスはクエン酸を溶かした水につけておけばキレイになります。
しかし、クエン酸の説明欄に「銅」は使えないとなっているので自己責任でお願いします。

- クエン酸 or 磨き剤
- 歯ブラシ or ワイヤーブラシ
- ファイバークロス
くすみを取るだけなクエン酸につけるだけOK。ただ、ピカピカに光らせるなら磨かないとダメですね。
ブラスと同じく、チューブ内に汚れやサビが出るくらい放置しなければだいじょうぶです。

チューブ内のサビ=バッテリーが傷つきますよね。サビがなくても汚れが付きやすい状態もダメ。
スイッチ部分のメンテナンス
スイッチ部分は通電性はもちろん、スムーズに押せるかが重要です。
メカチューブのスイッチ部分を自分で分解できるのがベスト。不安な人は最寄りのショップまで。
- 手 or ピンセットでバラす
- バネ or マグネット式
- ブラス or カッパーが多い
色んなタイプのスイッチがあるので、参考までにご覧ください。
簡単にいうと、チューブと同じような方法で掃除。終わったらグリスアップという流れです。

バッテリーとの接点をキレイにしておくと通電もスムーズになります。
ひどい汚れやゴミ、引っかかりがないかをチェック。
- グリスを付ける箇所

写真に写っているのは「KennedyのCCスイッチ」と「Demon Tube」のスイッチ。
どちらもバネ式なので、印の部分にグリスを少しつけてやると動きもスムーズになります。

使っていてスイッチが戻らなくなったというのは最悪のケース。日頃のメンテナンスが重要です。
おまけ:バッテリーシュリンクの交換方法

- 手で旧被膜を剥がす
- シュリンクの長さを均等にする
- ドライヤーで一気に温める
やってみるとけっこう簡単なのでぜひチャレンジしてみてください。

手で旧被膜を剥がす

印の部分のような傷があったらすぐに交換しましょう。
爪で優しくカリカリすれば剥がれてくるので、絶対にカッターなど鋭利なものは使うのはNG。

黒いリングは絶縁体。また使うので、絶対に捨てないでくださいね。
シュリンクの長さを均等にする

交換用シュリンクを通したら、両端の長さを均等してセット完了です。
ドライヤーで一気に温める

ドライヤーで温める際は、素手で持っていると「熱い」と感じるくらいの温度でやってください。

上記は失敗。写真を取りながらだったので、ゆっくりやりすぎました。全体を手早く温めるといい感じになります。

つなぎ目の部分も温めてやるといい感じになりますよ。
メカチューブMODのメンテナンスに必要な道具
- クエン酸
- 重曹
- 金属磨き(クロス)
- 歯ブラシ
- キッチンペーパー
- ファイバークロス
消耗品が多いものの、ほとんど100円ショップで揃うので経済的ですね。

最初は100均で十分ですよ。
- パーツクリーナー
- 金属みがき(綿)
- 金属みがき(液状)
- 超音波洗浄機
アトマイザーが増えてきたら超音波洗浄機があると便利です。
まとめ:メカチューブMODは定期的なメンテナンスで長持ちする!
- 事故を未然に防ぐため
- MODをキレイに保つため
- 性能を維持するため
メカニカルMODを使うならメンテナンスは必須。
というか電子基板のないシンプルな造りなので、テクニカルMODと比べてもかなり簡単なお手入れで済みますよね。
きちんとメンテナンスさえしておけば、不具合が起きる確率はかなり低くなります。
MODによって方法がちょっと違いますが、基本的な部分は同じ。

安全にメカを使うためにも必ずメンテナンスをしましょうね。
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