- アトマイザー選びで悩んでいる
- いまいちアトマイザーのことを知らない
- これからVAPEを始めたいと思っている
アトマイザーは「煙」を作り出すVAPEにとって大事な部分。仕組み自体は一緒ですが、色んな形状のアトマイザーがあります。

この記事ではアトマイザーに関する初心者の疑問を解決していきます。

知らないから買えないし、近くに聞く人もいない。そんなあなたの力になれたら嬉しいです。
この記事で解説するアトマイザーの種類・特徴について

ここで解説するアトマイザーは510規格。
510規格とは、ネジ部分の大きさのこと。アトマイザー単体で購入するとしたら、510規格を選んでください。

- 一体型タイプ
- カートリッジ型
- POD型
上記は作りが違うので、解説する内容に当てはまらないことがありますのでご注意ください。

アトマイザー、MODは510規格に統一されています。なので、基本的にサイズさえ合えばアトマイザーは取り付け可能です。
クリアロマイザー:初心者OK!コイル交換タイプ

- リキッドタンク付き
- 使うのがとても簡単
- アトマイザー入門向け
通称クリアロ。各アトマイザー専用のコイルユニットを交換しながら使うタイプです。
手軽に使えるものの、本格的なVAPEを楽しめるアトマイザー。種類も多くいろんなデザインが選べます。

ただ、メーカーが違うとコイルが使い回せないのがデメリット。クリアロが増えると交換用コイルの出費も増えます。
RBA:中級者向け!自作コイルをセットアップ

日本語で「再構築できるアトマイザー」という意味。
- RDA(アールディー・エー)
- RTA(アールティー・エー)
- RDTA(アールディー・ティーエー)
簡単に言うと、ビルド(コイル巻いてセット)するアトマイザーが3種類ありますよって話。

アトマイザーの名前にも「◯◯◯ RDA」とかついています。見た目も違うので慣れたらすぐわかるはずです。
ビルドのやり方に関しては【解決】ビルドをしてからメカチューブMODを使うまでの一連の流れで解説しています。
RDA:タンクなしのシンプルなデザイン

- メンテナンスしやすい
- スッキリしたデザイン
- ビルドがしやすい
ビルドといえばRDAというくらいの存在感ですね。味を楽しむならこれ。
いろんなMODに合わせやすいシンプルなデザイン、部品も少なく手入れがしやすくなっています。

タンクがない分リキッドを追加するのは手間ですが、ビルドに慣れるにはちょうどいいですよ。
RTA:クリアロ寄りのタンク構造

- ビルドできるクリアロって感じ
- タンク容量の大きいものを選べる
- 構造上デッキ部分がやや小さい
ビルドこそ必要ですが、見た目や使いかたはクリアロマイザーとほとんど変わりません。
リキッドが補充しやすく使い方も簡単。クリアロからの移行でも違和感なく使えるはず。

ただRDAに比べてデッキが狭い。コイルが他のところに当たらないように気をつけなければいけません。
RDTA:RDAのいいとこ取りのタンク付き

- ビルドがしやすい
- RDA・RTAの弱点をカバーした設計
- コットンの加減に少しコツがいる
RDAのビルドがしやすい構造にタンクをつけた感じですね。
タンクが下についているので、コイルやコットンの状態が目視で確認しやすくなっています。

ただ、コットンの加減が難しいかもしれません。慣れるまでは上手くリキッドを吸わなかったりなんてことも、、、
初心者によくあるアトマイザーに関する疑問

VAPEを始めた頃にわからなかったこと・疑問をまとめました。
RBAアトマイザーは初心者に向いていないの?
知識がない状態では無理かもしれません。
ただ、VAPEの醍醐味はビルドにあると思うので、注意点を理解した上で挑戦することをおすすめします。

ビルドができればアトマイザー選びに制限がなくなるので、より自分好みVAPEスタイルを実現できますよ。
シングルとデュアルの違いってなに?
基本的にデュアルが「爆煙系」になります。
- シングル:コイルは1つ
- デュアル:コイルが2つ
例えばシングルで「0.6Ω」だったコイルを2つ用意してデュアルにセットすると、、、半分の「0.3Ω」になります。

抵抗値を下げて「爆煙」を楽しむならをデュアル。MTLでしっとり吸うならシングルが一般的です。
結局どのアトマイザーを選べばいいの?
初めの1つはクリアロマイザーを選んでVAPEの雰囲気を楽しんでみてください。
ちなみに筆者はクリアロが2つ。それ以降はRBAしか選んでいません。
もちろん価値観の問題ですが、ビルドをしていると1つ1つの作業が楽しくなってきます。

上手くいったりいかなかったり。まぁ趣味ってやつですね。
MTLアトマイザーってなに?
MTL(タバコと同じ吸いかた)向きのアトマイザー。
ちびちび吸うためにドリップチップ(吸うとこ)が細くなっていたり、エアフロー構造がしぼれたりするタイプです。
ちなみにDL(一気に肺に入れる吸いかた)向けのアトマイザーは「爆煙」タイプ。
- ドリップチップが大きめ
- エアフローが抵抗のない構造
- デュアルデッキ(コイルが2つ)
フレーバーや気分に応じて使い分けるのがおすすめ。
クリアロマイザーのコイルでおすすめはどれ?
クリアロマイザー専用のコイルが決まっているので、基本的にあまり選べません。
コイルの抵抗値でいうと「0.7Ω」あたりが使いやすかったです。
コイルを長持ちさせる方法ってあるの?
- しっかりリキッドを染み込ませる
- 一度に多くの量を吸い込まない
- 連続で吸い続けない(熱くなる)
クリアロの新品コイルは、初回に限り10分程おいてリキッドを染み込ませてください。

またRBA、クリアロに限らず「空焚き」にならないよう気をつけましょう。
爆煙に向いているアトマイザーってあるの?
基本的にRBAでいうダブルデッキ(コイル2つ)のタイプが爆煙向きです。
仕組みとしては、「Ω(抵抗値)が低い設定 + 高出力(例えば50Wなど)」にすれば煙が多く出るって感じです。
※いろんな設定がありますが、危険を伴うので知識がない人は触らないほうがいい
個人的に感動したのが、RDAのメッシュコイル。ミストがなめらかでホント美味かったです。

爆煙=出力が高くなるので、初心者はテクニカルMOD一択かなと思います。
こちらの【感動】爆煙系アトマイザー Wotofo Profile V1.5 RDAレビューで解説しています。
アトマイザーってどんなMODにも取り付けれるの?
MODが510規格となっているのなら基本的に取り付け可能です。
- サイズ(直径)がMODのサイズと合わない
- POD型や一体型(ペン型など)を使っている
- メカニカルMODを使う場合(特に注意)
購入前にしっかり調べないと失敗しちゃいます。
POD型のMODには510規格のアトマイザーは使えないの?
基本的に使えません。
POD型はネジ込み式ではなく磁石で装着されます。
ただし、専用の510変換アダプターが販売されていれば取り付けることも可能です。
アトマイザーっていつ洗えばいいの?
特に決まりはないですが、洗えるタイミングがあれば洗いましょう。
- リキッドを変えるとき
- コイル or コットンを交換するとき
- 1週間使い続けたときなど
VAPEは水蒸気とはいえ体内に入れて楽しむもの。常に清潔に保って使いましょう。

安全に使うためにも本体やドリップチップを拭いたりと、日常のお手入れは大切です。
洗浄方法はVAPEのアトマイザーはどんなメンテナンスが必要?洗浄方法も紹介!をご覧ください。
まとめ:アトマイザーは好きなものを選べばOK!
アトマイザーは好きなデザインで選ぼう。
性能も大切ですが、自分が好きと思えたらそれでいいのかなと思います。
- 基本的な知識をつけておく
- MODとの相性を考える
- きちんと手入れをしていく
特にRBAは初心者には向かないと言われますが、しっかり予習しておけば問題なく使えるはず。
どんなものであれ、使っていて気分が良くなるアトマイザーが1番です。

とはいえ安全第一です。VAPEを楽しむに基本的なことは知っておきましょう。

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